八重歯の矯正治療
八重歯に限らず歯が重なって生えている状態を叢生(そうせい)といいます。叢生が起きる原因としては歯の大きさと顎の大きさのアンバランス、後から生えてきた歯が非常に大きな歯でもあるに関わらず歯ぐきにスペースがない場合などがあげられます。
叢生の中でも八重歯のみは日本でチャームポイントとして受け取られる場合もありますが、これは日本だけのことです。歯並びに対して高い審美眼を持つ欧米では八重歯は必ず子供のときの治療対象となります。大人になっても八重歯を矯正せずにいると貧困層の人だと思われかねません。また中国などでも縁起のよくない歯並びとして嫌われます。
八重歯や叢生の矯正治療としては3通りの方法があります。1つは歯を抜かずに顎のスペースを拡げることで八重歯を納める方法。2つ目は八重歯や周囲の歯を削って小さくすることで納める方法。3つ目は歯を抜いてスペースを作る方法です。八重歯は程度の軽いものから叢生が進んでいるものまで様々な程度に分けられます。比較的軽度の大人の八重歯であれば歯列矯正治療によって歯を小さくして歯並びを整えます。
また大人の八重歯の歯列矯正治療では歯を抜いてスペースを確保する場合もありますが、その際には八重歯(犬歯)そのものは抜きません。犬歯という歯は歯根が大きく、食事をする際にも非常に重要な働きをしますし、また丈夫で虫歯にもなりにくく、年老いても最後まで残る確率の高い重要な歯です。このため八重歯(犬歯)は温存し、その隣に位置する小臼歯を抜き、そのスペースに八重歯を移動させて矯正します。八重歯の矯正治療費用としては、状態にもよりますが、保険適用ではないため100万円程度かかることもあります。
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